ある日のおしゃべり
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夕日が沈むまでの時間が長くなったり、
私達を照らす太陽の光が暖かくなってきている
そんな日々を感じながら生活しています。
少しずつ、また春が近づいてくれているのですね。
今回、図書室で借りたのは、アンネ・エルボー作「すきまのじかん」。
〜ゆうぐれどきの、すきまのじかんをしっていますか。
まだ、あかりをともすほど くらくもなく
かといって ほんをよんだり ぬいものをするほど あかるくはないじかん。
かげのぶぶんは まだ ほんの少し かがやきをみせ
じめんはくらく 空は ほんのりとあかるい
それは まるで あったのか、なかったのか さえ わからないような
はかないじかん〜
作 アンネ・エルボー「すきまのじかん」より抜粋
私が、つい 手をとめて 空や海の向こう側を見てみたくなるとき
それは決まって、この「すきまのじかん」。
この黄昏時は 自分のことを見つめなおしたり
物悲しくなったり、想い出にふけったり
家が恋しくなったり、誰かを想ったり
ふと 涙があふれる・・そんな時間でしたが
この本を読んで、同じ時間が対照的にあることを思い出させてくれました。
その時間は、今日という日があることを実感させ、
前向きに生きることに そっと 背中を押してくれ
ひとりではないと勇気を与え、自分らしくあることの喜びを教え、
毎日が悪い日ばかりではないよと約束してくれるような
よあけのじかん。
瞬きする間に見失ってしまいそうな ほんの短い「すきまのじかん」を
見つけられる幸せを大切に心に持っていたい。
久しぶりに小林聡美の『めがね』が観たくなりました。
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